2009年8月27日木曜日

直下率



聞き慣れないかもしれませんが、直下率という用語があります。簡単に構造のバランスチェックをするためのものと考えてください。


直下率とは、2階壁・柱の直下にくる1階壁・柱の割合のことです。1階の柱の上に2階の柱があるかどうか判定するわけで

壁直下率 : 2階の間仕切線のうち、1階間仕切線に一致する割合

柱直下率 : 2階の柱のうち1階柱に一致する割合

伏図を重ねて1階の柱が100本あり、2階の柱が60本真上に乗っていれば柱直下率は60%となります。壁直下率も同じ考え方をします。

目安としては壁直下率60%以上、柱直下率は50%以上と言われているようです。

2009年7月11日土曜日

太陽光発電で電力料金に上乗せ。



「エネルギー供給構造高度化法」が成立して年内にも電気料金が値上げされるようである。

太陽光発電の買い取り価格が倍になるかららしい。


太陽光発電パネルを設置した人だけが恩恵を受け、たとえエコに関心を持っていても太陽光発電パネルを設置する余裕のない人々の財布は寒くなるばかりである。

ま、金額のことは置いておくとしても、一方だけを優遇し後は宜しくのような考え方はおかしいし間違っている。
新聞の記事見出しなどもおかしいと思わざるを得ない。


太陽光発電、年内にも倍額で買い取り 関連法が成立(朝日新聞)

太陽光発電:余剰電力買い取り義務化、年内に(毎日新聞)

「値上げ」という言葉を見出しに入れるべきであろう。

「エコ」という錦の御旗を立てれば、何でも通るというのは大間違いである

2009年7月10日金曜日

長期優良住宅について

長期優良住宅という言葉が新聞・テレビ等を賑わしていますが、情報が錯綜してわかりにくくなっているのが現状のようです。

長期優良住宅には一つの法律(長期優良住宅の普及の促進に関する法律)と二つの事業(長期優良住宅先導的モデル事業、長期優良住宅普及促進事業)があり、それぞれ別個のものだと理解してください。

それではひとつづつ検討して見ましょう。



◆長期優良住宅の普及の促進に関する法律(平成20年法律第87号)
趣旨:「つくっては壊す」フロー消費型の社会から、「いいものをつくってきちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型社会への転換が急務なことから、耐久性、耐震性等を備えた質の高い住宅の建築及び適切な維持保全の実施を促進することを目的としています。

税制上の特例措置を受けることができる制度です。

建築する際にあらかじめ法律で定められた基準を基に長期優良住宅建築等計画を作成し、登録住宅性能評価機関の審査を経て所管行政庁へ申請する手続きをすることになります。

但し法律といっても長期優良住宅の認定はあくまで任意ですので必ずしなければならないというものではありません。

認定基準は割愛しますが参考資料としてこちらをどうぞ。


長持ち住宅の手引き(パンフレット:13Mb)

長持ち住宅がつくる未来(パンフレット:15Mb)

長期優良住宅に対する税の特例



◆長期優良住宅先導的モデル事業
趣旨:本事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。

 この観点から、住宅の長寿命化に向けたモデル事業の提案を、国が公募によって募り、優れた提案に対して、予算の範囲内において、事業の実施に要する費用の一部を補助するものです。

この事業がよく「補助金200万円」といわれているものです。
事業者がモデル事業を提案し国土交通省が採択するものですが、先導的と書いてあるようになかなか採択されるのは難しいようで市内でもモデル事業者は少ないようです。



◆長期優良住宅普及促進事業(平成21年度補正予算)
趣旨:「長期優良住宅普及促進事業」は、住宅供給の主要な担い手である中小住宅生産者による長期優良住宅への取組の促進及び長期優良住宅に関連する仕組みとしての住宅履歴情報の普及を図ることにより、良質な住宅ストックの形成を促進するため、中小住宅生産者により供給される長期優良住宅に対して助成を行うものです。

こちらは補助金100万円。

但し今年度限りで、法律に基づき長期優良住宅としての認定を受け(前述の法律の手続きと同じ作業が必要)、所定の住宅履歴情報を整備する必要があるほか、見学会の開催や、今年度内の一定時期までの竣工・引渡しなどが求められるようです。

長期優良住宅普及促進事業補助フロー図





一言:
自分たちの家を「長期優良住宅」という名で認定を受けるのもあまり面白くないし、手続きの煩雑さから地域工務店にはかなりの負担がかかる制度のようです。
家を建てたら長く住みたいのは人情ですし誰でもそう願っている筈ですが、いかんせん社会的要因がそうさせてくれません。補助金の垂れ流しでは無く、そちらの対策が先ではなどと思ったりもします。

認定基準は記述しませんでしたが、長期住宅でしたら重要な要素であるスケルトンだとかフレキシブル、全館暖房等が曖昧なままです。(実際これらを一定の認定するということは無理だとは思いますが。)
まあ、これを良い機会だと捉えて「住み続ける家」を考えてみるのもよろしいんじゃないでしょうか。



2009年7月7日火曜日

見学会雑感



「平窪の家見学会」を無事終了することができました。

おいで頂いた方、つたない説明におつきあい本当にありがとうございました

とても充実した見学会だったと思います。

あわせて協力いただいた関係者の方々にも感謝です。


「平窪の家」の印象をアンケートから抜粋。

・スッキリとしたとても住み心地の良い家と思いました。

・木の香りがする空間の広い家だと感じました。

その時その時のライフスタイルに合わせて家の中の雰囲気が変えられるという点が魅力的でした。

・家族が増えたら改築が簡単にできるのが良い。

・非常に機能的でシンプルで良いと思いました。

・住んでみたい。

「木」なので暖かいイメージがあります。

平屋は土地がないと建てられないと感じました。

・素敵で自分の家の参考にしたい。




尚、私どもの案内が不行き届きで見学会現地まで行き着けなかったという方、お詫びいたします。

ご連絡をいただけたらあらためてご案内したいと思います。


(追記:雑感)
いろいろご意見をいただきましたが設計の際意図したスケルトンフレキシブルを体験してもらえたかなと思います。
将来無くなるであろうと思われる壁は非耐力壁(筋違いを入れない。)としておくとか、メンテナンスが発生するであろう配管等は露出にしておくなど住み続ける家(長期住宅)には重要な要素です。
その他、裸足で歩ける無垢材の床(あつ密すぎ)は好評でしたが、前提として高断熱・高気密・換気・全館暖房等が求められることもご理解ください。
季節もあって全館暖房に関しては関心が薄いように感じましたが、寒くなったらお願いして暖房体験会のようなものを企画しますので、その際は是非お出かけください。
もうひとつ、無垢材で造った大きなダイニングテーブルも人気がありました。家づくりには欠かせないアイテムかもしれません。


2009年6月28日日曜日

無垢板テーブル





無垢板ダイニングテーブルが完成し、今日塗装をかけました。


厚さ7cmの銀杏の木を2枚合わせました。大きさは奥行き2.55m、巾は1.05mとかなり大きめです。


一番大事なテーブルの高さはテーブル板の下端部分で床から70cmとしました。
使用する椅子に合わせることが居心地の良いテーブルの重要な要素です。


もうすぐこのテーブルを囲んだ新しい生活がはじまります。



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